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会期を通じて行われました公開制作 →

トークイベント バロン吉元×寺田克也 ゲスト:都築響一 →


「画俠伝」トークイベント →


プレス内覧会→


会場→

お陰様で大盛況のうちに終えることができました。
ご高覧頂きましたお客様、お世話になりました皆さま方
本当にありがとうございました!


バロン吉元/寺田克也 バッテラ(bateira)



様々なカルチャーを越境しながら、独自の創作を現在進行形で探究し続ける稀有のアーティスト、
バロン吉元・寺田克也。それはマンガなのか、イラストレーションか、もしくはアートであるのか。
両作家の作品の前では、ジャンルの隔たりは意味をなさない。
クロスオーバーに筆を振り立て続けるアウトサイダーの競演が、アツコバルーにて実現する。
作家名の頭文字をつなげた「バッテラ」。
その単語を聞いて、我々が真っ先に思い浮かべるのは他でもなく、鯖を酢でしめた寿司のネタだろう。
しかしバッテラというワードの持つ本来の意味は、ポルトガル語の【bateira】、つまり「小舟」を指す言葉である。
バロン吉元と寺田克也、ふたりの独立独歩たるアーティストは、互いをどう意識し合い、何が生み出されていくのか。
過程はある時ハプニングと化し、未体験なる未来を照らし出す。小舟が進みゆく先を。

キュレーター エ☆ミリー吉元

美術の主流は未だ西洋にある。いわゆる威張っている評論家、値段の高い作家たちの大部分が西洋に住んでいる。
だからそこで評価は決まる。でも投票で評価が決まるとしたら、つまり観客票があるとしたら
優位なのはアジアのアートだと思う。
その中でも東アジア、特に光るのが日本のマンガである。
バロン吉元と寺田克也はそんなマンガ大国日本でも指折りの作家。
どこからどこまでがイラストで、はたまたマンガでどこからが絵画なのか、もはや考えることは野暮である。
ただ味わい酔いしれたい。バロン~寺田~→バロ~てら~→ば~てら→バッテラ→Bateira!!
思うだけで垂涎の初共演にドキドキしている。

アツコ・バルー